アメリカでKZ550を衝動買い

アメリカでバイクの免許を取るべく実技試験のコースを近所の駐車場に再現し、日々Z1000Mk2で練習を重ねながらも、どうもしっくりいってない自分がいます。

以前ご報告した通り、Z1000Mk2がシャキッとしないのです。高回転が回らず、低回転ですらアクセル開度にエンジンが付いてこない。足もダルい。心と体の動きに対してバイクがワンテンポ遅れる感じです。するとZ1000Mk2が妙に鈍重で大きく感じてきます。

一番の問題はZ1000Mk2に乗っていてちっとも面白くないこと。セミレストアを済ませやっと走るようになったのに気持ちが入らない。ウデが悪いのを承知で精進を重ねているけれど、テストに受かる気が全くしません。

取り敢えず本番当日は誰かから小回りの効くバイクでも借りようか、そんなことを思い始めた矢先のことでした……。

Z400FXよりKZ550が好き

いつものように何の気なしにクレイグズリストを冷やかしていたところ、私がZ1000Mk2の次に欲しかったバイクが目に飛び込んできたのです。

Kawasaki KZ550

私、このバイクが大・大・大好きなのです!

日本でZ400FXを所有していた頃に友人のひとりがKZ550に乗っていて、走行会で何度か交換したことがありました。目からウロコでした。もちろんKZ550に比べて国内仕様のZ400FXの方が遙かに人気が高いことは言うまでもありません。しかし乗った印象は段違い、自分のZ400FXよりしっくりきたのを覚えています。トルク感がいい。150ccの排気量差は伊達じゃない。コンパクトなボディに余裕のパワー(Z400FXに比べて)が印象的でした。そして乗りやすい。バランスがいい。……いつかは欲しい……と思っていた憧れの1台。

しかし今やアメリカでもタマ数は少なく、ネットのオークションや個人売買でもこの10年は見かけていないレアアイテムだったのです。

写真を見る限りずいぶんとヤレてはいるけれど、その分私の大好きな“格安”がポイント。ホント、小遣い程度の売り値です。

私はいてもたってもいられずオーナーにメールしました。

「めちゃくちゃ興味があります。走りはいかがですか?」

すると即座にオーナーから返信。「絶好調です。私は通勤で使ってます」。

「週末に見に行ってもいいですか?」。「よろこんで」。

一応見るだけと心に誓いながらも、ポケットにはキャッシュ、助手席にヘルメット、ヒッチにはトレーラーをくくり付けてオーナーの下へ向かった週末でした。

憧れのKZ550、即買い

「毎日乗っている」というだけあって全体的に生活感が滲むKZ550ではありますが、冷え切っているにも関わらずエンジンは一発始動。サビているのもマフラーだけ。フレームやタンクも元気です。

「乗ってみます?」。「是非」。

ドリュリュリュリュという独特のエンジン音で滑り出すKZ550。

コレコレコレ、この感じ! このスムーズさ、このパワー感。小気味よい回頭性。かつての印象と全然変わっていない。私のZ1000Mk2より調子がいい。

「買います、買います、今日買います!」。

こうして我が家にまた1台、新たな仲間が加わりました。  

 

1982 Kawasaki KZ550 A3

シブ過ぎる。ウインカーは後で買いましょう。

さぁ練習再開です。カリフォルニアのバイク免許の実技テストはこのKZ550で臨みます。

先日までの杞憂はどこへやら、今はテストに受かる気しかしない。

練習再開!

※前回のお話はコチラです。

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