Z1000Mk2セミ・レストア 完結……のハズ?

キャブレターのオーバーホール、サビた箇所のサンドブラスト&パウダーコート、前後ブレーキのオーバーホール、メインハーネスの新品交換などを済ませたのが前回までの報告です。

今回は前後サスペンションのオーバーホール、電装系のアップグレード、その他アクセサリーを備え、10年の間に朽ちてしまったZ1000Mk2を走れるレベルに修復。これで一旦はセミ・レストア終了。Z1000Mk2で念願の公道デビューを迎えます!

Z1000Mk2フロントフォークOH

ボディが沈む度にぶにゅぶにゅとオイルが滲んでいたフロントフォーク。バラしてみると案の定シールがヒドいことになっていました。

交換パーツは

■PMC Z/KZフロントフォークオイルシールセット 36φ2個入り1台分(上写真)

品番 81-5210 定価¥1,000

 

■PMC Z/KZ36φフォークシールストッパーセット 1台分

品番 81-5219 定価¥1,200

 

Z1000Mk2 リアショック交換

直して再生できるよう様々な消耗パーツが製品化されているフロントフォークに反して、リアショックはそっくり交換が前提なのですね、PMCもドレミコレクションからも補修パーツがありませんでした。

しかし純正のデザインを周到した製品がお手頃価格でちゃんと用意されているのは嬉しいかぎり。カタログによると「等ピッチ・シングルレートスプリングはオリジナルリアショックのテイストを再現」とあります。きっと新車時の乗り味が復活するのでしょう。プリロード調節は5段階。これも純正と同じです。

■PMC Z750FX/Z1000Mk2スタンダードタイプ リアショック

品番 109-250 定価¥18,000

 

サビ付いて動きが悪くなっていたスイングアームのベアリングも新調。

■カワサキ純正 ベアリング(ニードル)×4個

品番 92046-1115 ×4

 

■カワサキ純正 スイングアームキャップ ×2個

品番 33035-009 ×2

 

■PMC 630強化ドライブチェーン(スタンダード)×1個

品番 42-601 定価¥15,000

 

SPⅡ×PAMSステーターコイルで電装強化

昔から旧いクルマが好きで’69カマロ、’68インパラ、’86ビュイックなどを乗り継いできて、よく悩まされたのが電装系でした。雨が降ると止まる。雨が上がっても、水たまりをバシャっと走るとプスンプスン。皆さんはデスビだプラグだ配線がと色々とおっしゃってくれますが、あっちを直すとこっちが悪化、こっちを直すとあっちがパンク。

電気に関してはチマチマやらず、大枚はたいてでもスカッと攻めるのがストレスフリーなことはクルマもバイクも同じだと思います。ド・ケチで有名な私もここは一気に攻め込みます。

メインハーネスを引き直しただけでは信用できず、劣化していたステーターコイルをPAMSが手がけたDENSO製のハイスペックなモノに(現在テーターコイル単品の販売があるかどうかの詳細は直接PAMSさんにお問い合わせ下さい)。

※写真を取り忘れましたが、この中に入っております。

このバイクで私が出来るのはひたすら磨くことくらいなので、一心不乱にコンパウンドでコシコシしていたらずいぶん綺麗になりました!

ステーターコイルを交換することで発電性能が大幅に向上するのに伴い、レギュレーター自体の容量も必要とのこと。PAMS推奨のMOSFET型に交換。

 

■PAMS ステーターコイル(グロメット加工済)

定価 ¥30,000(税抜)※購入当時

 

■PAMS MOSFET型レギュレーター

定価 ¥18,000(税抜)

 

点火系は超ハイパワーで信頼性も高いASウオタニのSPⅡフルパワーキット!

巷で評判のいいSPⅡフルパワーキット。私は装着前のノーマルを知らないので何がどう良くなったのかを体感することは出来ませんが、取り付けてくれたジョーショーオートのトモさん曰く「コレは凄い! 点火時期も変えられるし、今後エンジンをチューニングした時にも大活躍します。」と興奮気味。とにかく火花の強さがハンパないようです。

プラグコードはSPⅡのイグニションコイルに差し込むだけでセットアップが完了するPAMS製のセットを購入。

■ASウオタニ SPⅡフルパワーキット

品番 00310 定価¥74,000(税抜)

 

■PAMS SPⅡイグニション用 プラグコードセット(キャップ付)

定価¥8,000(税抜)

 

その他交換パーツ各種

暗さがネックだった純正ヘッドライトをシビエのハロゲンに。このヘッドライトはレンズが純正のシールドビームと同様にふっくらとした凸レンズなので、Z1000Mk2の顔の印象を変えないところが気に入りました。PAMS製ヘッドランプブースターと相まって格段に光量アップ!

■シビエ MOTO 180φCL-2ヘッドライト H4

 

■アルキャンハンズ クラッチワイヤー(ノーマル長)

1210mm

品番 A8-JB013C00

 

■PMC Z750/MK-2/Z1R純正タイプハンドルレバー

品番 81-5122 ブレーキレバー 定価¥1,000

品番 81-5124 クラッチレバー 定価¥1,000

 

■M-TEC中京 Multi ZⅡミーラー 耐震対策済 ×2個

品番 MRS-IM-MK02BA 定価¥2,750(税込)×2

 

‘79年式A3は元々ステムエンブレムを持っていません。装着してあげるとキリリとしたハンサムフェイスになります。

 

■PMC ステムエンブレム(ブラック/クローム)

品番 47-2283 定価¥5,000

 

■PMC ステムエンブレム マウントステー

品番 47-2289 定価¥1,500

 

Z1000Mk2、いざストリートへ!

キャブレター・オーバーホール

サビた箇所のサンドブラスト&パウダーコート

前後ブレーキ・オーバーホール

メインハーネス新品交換

ステーターコイル新品交換

レギュレーター容量アップ

ヒューズBOXアップデート

フロントフォーク・オーバーホール

リアショック交換

ベアリング交換

チェーン交換

スロットル・クラッチ・ワイヤー交換

タイヤ新品交換

その他アクセサリー装着etc.

 

もうこれ以上何をすれば? と言うほど万全の体制を整えたつもりでございます。

免許証もポケットに入れました。日本国発行の国際免許。中免しか持たない私でも排気量区分のない外国では無敵になれる1枚。

キュルル、ヴォン! 一発始動。しっかりとエンジンを暖めて、いざ公道デビューです!

大排気量車特有の下からモリモリとトルクのわき上がる感じがワクワクします!

Z1000Mk2を購入してから数ヶ月。初めての運転に心が躍ります。取り敢えず慎重運転で早めのシフトチェンジ。2速に入れて徐々にスロットルを開けていきます。

オイルチェンジ以外、機関には全く手を入れなかったエンジンですが元気よく回転が上がっていく。

ん〜〜〜〜〜〜〜ん、気持ちいィ………くない。

4500rpmくらいまではスムースなのに5000rpmから急に吹けなくなってパワー感も全然なし。フロントサスも妙にふにゃふにゃしてて乗りにくい。

また、アメリカにおける高速道路の最高速度が50マイル(80キロ)に定められていた時代(’70年代当時)のバイクだからでしょう、ギア比が低い。だからスピードを出すには上まで回したいけれど回らないから下でくすぶり続けてる。途中でガスを入れて合計20キロ程度を試乗して、

「何だこのバイクは」。

私がZ1000Mk2に乗った最初の印象でした。

「……キャブレター……なのでしょうね、やっぱり。」

戻ってきた私にトモさんがぼそっと呟くのでした。

PS.“アメリカでバイクの免許を取ろう! その1”を更新しました。

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