S30Zにタワーバーを取り付ける

初期型フェアレディZが世に出たのは約50年前のこと(2020年時点)。そのボディは軽量・コンパクトではありますが、現代のクルマと比べるまでも無くヤワです。どこを触っても鉄板はペナペナ。当然足回りのストラット周辺も弱い上に経年劣化が加わっているでしょうから、ストラットタワーバーが大いに威力を発揮します。回頭性能が劇的に向上するそうです。最もお手軽かつ、お手頃なボディ補強と言えるでしょう。私のZにも付けてみました。

※汚ったね〜エンジンと言わないで〜w

タワーバーはクスコがメジャー?

ストラットタワーバーのメージャーブランドといえばCUSCO(クスコ)が思いあたります。実際に“S30Z”“タワーバー”などのキーワードで検索すると真っ先に表示される、というか他社の商品を見つけるのが難しい。事実、亀有エンジンワークスなどからも販売されていますが、楽天、Amazon、Yahooショッピングに登場するのはクスコばかりです。

はい、私もクスコを買いました。

フロント用 品番 246 540A(写真下)

定価 ¥15,000

 

リア用 品番 246 511A (写真上)

定価 ¥12,000

どちらもS30Zの後期型に取り付け可能なモデルです。

 

タワーバーはなぜ青い

さっそくフィッティング。どんな雰囲気になるのか置いてみました。

フロント

 

リア

後期はシートベルトの巻き取り部分がアッパーマウントの隣にあり、ご覧のように全体をカバーしています。カバーはプラスティック製のピンを3箇所抜けば外れます。

見た目が一気にスポーティになりました! ただし、クスコのイメージカラーのブルーが浮いてますね。さもタワーバーを付けてます感が、ちょっぴり恥ずかしい。

塗り替えましょう。

 

S30Zのタワーバーを塗り替える

現在履いているグロースター・ホイールに合わせてブラケットをブロンズ色で塗ることにしました。

 

220番と600番のサンドブラストでシャコシャコ。

別に神経質になるパーツでもないので、表面の塗装を軽く落とす程度にしました。

段ボールで囲いを作り、まずはプライマー。

乾いたら再度表面をシャコシャコして平らにならし、ホームセンターで購入したブロンズ色の缶スプレーを吹きかけます。ん? このスプレー「プライマー入り」って書いてある。すると最初のプライマー処理は要らなかったのかな? ま、いっか。

本当は針金などで吊してスプレーするのがいいようですが、私はガレージに転がっていたプラスチック製の植木鉢に乗せてプシュ〜。

乾いたら、ひっくり返して裏面も軽くスプレー。

ところが乾いてなくて……

あ゛〜〜〜〜

剥がれた部分をまたまたやすりがけしてブロンズで上塗り。

仕上げにクリアを吹いて出来上がり!

 

タワーバー取り付け使用工具

今回使用した工具です。

左からトルクレンチ、ラチェットハンドル、ラチェット+17mmソケット、14mmレンチ、8mmヘックスレンチ、14mmソケット。

加えて最近お気に入りのモンキーレンチ。

モンキーなのにナメにくい、ガタが少ない、目盛りが付いてるロブスター(エビ印)製のモンキーレンチはかなり優秀です。

ロブスターは日本で最初にモンキーレンチを国産化した会社だそうで、なぜエビをブランドイメージにしたかというと、「日本で縁起が良く、腰が曲がるまで使える丈夫な工具」を目指したからだそう。実際に使い心地がよくてアメリカのNASCARでも使用されています。

 

S30Zタワーバー取り付け手順

フロント

地面の平らな所にクルマを止めたら、アッパーマントの3本のナットを外します。ジャッキアップをする必要ありません。ナットは14mm。

ブラケットをセットしてボルトを仮締め。ガッツリ締めるとバーを渡した時に融通がきかないので、ちょっと緩いくらいでいいと思います。

左右のブラケットにバーを渡して、こちらも仮締め。

左から六角穴付ボルト、ワッシャー、ブラケット&バーを挟んで、ワッシャー、バネワッシャー、ナットの順です。一度バラすと、あれ? どんな順番だったっけ? となるのでメモ代わりに。

先にブラケットから本締め。ストラットの締め付けトルクは23 Nm〜59Nmまで車種や商品によって様々なようです。困ったのでS30Zの主治医、ジョーショーオートのトモさんに伺ったところ45Nmくらいでいいとの回答だったので、トルクレンチできっちりと計って締めました。

その後でバーを本締め。こちらは構造上ギュッと締めて止まればいいと思います。

リア

リアも同手順で左右のブラケットから軽く仮留めし

長さを調節しながらバーを渡してブラケットから本締め。少し慣らし運転をしたのち各部を再度締め込み確認して終了です。

 

S30Zタワーバー ビフォアー・アフター

フロント

Before

After

 

リア

Before

After

Before

After

存在に違和感が無くなったと思います。

そして驚くほど回頭性が向上しました。スッ・スッとノーズが切れ込みます。

前後3万円以内でこれだけ走りの違いを体感できるパーツは少ないでしょう。

大満足の一品となりました!

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